この記事のまとめ
部署異動のメリットとデメリットをまとめています。
人間関係を解決する方法の1つに部署異動があります。
しかし、良いことではなくて悪いこともやはりあるんです。
メリットもデメリットも知った上で、部署異動するべきか判断してください。
次のような人におすすめの記事です。
- 本当に部署異動して良いのか不安な人
- いま部署異動して後悔しないか疑問がある人
- 部署異動してどんなデメリットがあるのか知りたい人
いざ部署異動をしようと思っても、なかなか踏ん切りがつきませんよね?
部署異動しようと思っているけど、デメリットがすべて見えているか不安なんだよね。
そうだよね。いくら悩みを解決しようとしても、メリット・デメリットを知らないと正しい選択ができないよね。
この記事では、1つの判断材料として部署異動をすることによるメリットとデメリットをまとめています。
メリットとデメリットをみて、部署異動するべきかどうか考えてみてください。
僕の場合は、部署異動のメリットよりデメリットの方が大きかったので部署異動ではなく転職を選びました。
部署異動を決意するための正しい考え方
部署異動のメリットやデメリットの前に、部署異動を決意するための考え方についてお伝えします。
部署異動したいということは、人間関係など悩みを抱えているはずですよね。
人間関係の悩みを解決するためには、次の3つの方法があります。
- 自分を変える
- 相手を変える
- 環境を変える
3つの中で最も効果がある対策方法は、環境を変えることです。
職場の環境を変えるとすると、転職をするのか部署異動するのか2択になります。
どちらかを選ぶ必要があるので、自分の環境や性格、今の状況にマッチするのかを判断する必要があります。
部署異動のメリットとデメリットを見て、メリットが大きいのか、デメリットが大きいのか確認してください。
部署異動のメリットが大きれば部署異動するべきですし、デメリットが大きければ転職を選ぶことをおすすめします。
部署異動のメリット5選
まずは部署異動のメリットをご紹介します。
主なメリットは次のようになります。
- 上司など悩みの原因と距離が取れる
- 安全に環境を変えられる
- 転職のデメリットを受けない
- 比較的早めに環境を変えられる
- 大きく環境を変えずに済む
上司など悩みの原因と距離が取れる
上司との人間関係に悩んでいる場合、部署異動すれば問題の原因である上司と距離が作れます。
人によっては同じ部署にいるだけで、精神的なダメージを負ってしまうこともあります。
いつ怒られるのか、いつミスを指摘されるのか、ビクビクしながら過ごす人もいますよね。
部署異動すれば、そんな上司から距離が取れるので、問題の大部分を解決することができます。
安全に環境を変えられる
部署異動は、安全に環境を変えられることができます。
人間関係などの悩みを解決するためでも、環境を変えることは怖いですよね。
新しい環境が必ず良いとも限らないですし、未知数なことが多いのでできればあまり環境は変えたくないはずです。
部署異動は、部署こそは変わるものの会社は変わらないので安全に環境を変えて、今の環境から抜け出せるメリットがあります。
転職のデメリットを受けない
部署異動をするということは、もう1つの手段である転職をせずに済むため転職のデメリットを受けることがありません。
転職は会社を変えるため、リスクも伴いますね。
例えば、転職する間の時間が空いてしまうと無収入期間が発生します。
部署異動では、転職のリスクを避けながら環境を変えることができます。
比較的早めに環境を変えられる
部署異動は転職にくらべて、比較的早めに環境を変えることができます。
転職する場合は転職活動が必要になるため、今すぐ環境を変えることが難しいです。
転職は次の会社を見つけて、書類選考して、面接を行った後に合否が決まります。
部署異動は、あくまで会社内の異動になるので環境を早く変えたいのであれば転職より部署異動の方が適しています。
大きく環境を変えずに済む
部署異動では、大きく環境を変えずに済みます。
会社内で部署が変わるだけなので、右も左も分からないということになりにくいです。
給料体系や働く場所(住所)、雇用形態などは部署が変わっても環境はそれほど変わりませんよね。
全く新しい環境に身を置くよりは、スムーズに環境を変えることができます。
部署異動のデメリット5選
続いて、部署異動のデメリットをご紹介します。
主なデメリットは次のようになります。
- 同じ会社にいるので顔を合わせることがある
- 将来また関係することもあるため気まずい
- 希望の部署にいけるとは限らない
- 職種が変わると次の部署で活躍できると限らない
- はれもの扱いされる可能性がある
同じ会社にいるので顔を合わせることがある
部署異動では、問題の原因である上司とも完全には離れることはできません。
会社が変わるわけではないので、廊下などですれ違う可能性がありますよね。
あまりオフィスが大きくないのであれば、さらに顔を合わせる可能性は高くなります。
2度と会いたくない、という場合は部署異動では100%解決することはできません。
将来また関係することもあるため気まずい
同じ会社で働いている限り、元上司などとまた仕事で関係する可能性もあり、お互い気まずい思いをすることもあります。
部署異動をするということは、あなたは元上司からしたら自分の元を去った部下です。
異動理由にもよりますが、人間関係を理由に異動をしていたら、さらに気まずいですよね。
今の会社で働き続ける限り、この気まずさとはずっと付き合っていく必要があります。
希望の部署にいけるとは限らない
部署異動では、希望の部署へ異動できるとは限りません。
会社にも事情があるので、いつでも好きな部署へ行けるわけではありませんよね。
企画部に行きたくても、営業部しか空きがなく、営業部への異動となる可能性もあります。
行きたくない部署へ異動する可能性があることは覚悟しておきましょう。
職種が変わると次の部署で活躍できると限らない
部署異動に伴って、職種が変わる可能性もあり、新しい職種で活躍できるとは限りません。
営業部からシステム部に異動したら、すぐに活躍できるのは難しいですよね。
これまでの知識や経験がつかえず、また1から勉強をする必要があります。
職種が変われば、出世も遅くなり昇給も同期などから遅れることも意識しましょう。
はれもの扱いされる可能性がある
部署異動には、異動先ではれもの扱いされる可能性もあります。
人間関係を理由に異動したきた人との接し方って難しいからですね。
新しい上司も、接し方を失敗してまた部署異動を希望されたら、責任を取る必要がありますからね。
無難な接し方をされ、仲良くなりづらいことも覚悟しましょう。
体験談│部署異動のメリットとデメリットを見た上で転職を選んだ理由
僕は上司との人間関係に悩み、部署異動と転職を比べて結果として転職を選びました。
少しだけ、体験談を書いてみます。
当時、元上司は会社でも一番嫌われている人で誰も近寄りたがらない人でした。自分勝手な考えと行動ばかりで、仕事など教えてもらえるはずはなく、毎日上司の気分で怒鳴られる日々でした。
心身ともに疲弊して、「このまま病気になる」と思ったり、「自殺してもいいかな」と考え初めてしまったので、最悪な事態を避けるためにも環境を変えることを決意しました。
部署異動と転職を検討しましたが、メリットとデメリットを比べて転職を選びました。
転職を選んだ理由としては、何より優先するべきことが「上司から離れること」だったからです。
部署異動しても同じ会社で働く限り、また同じ部署になる可能性があることはなんとしても避けたかったのです。
もちろん転職のデメリットも加味したうえで、転職を選びました。
結果として、ブラックな上司から離れられて、会社も上司もホワイトな環境で働くことができています。
もう転職や部署異動を検討することも無さそうです。
まとめ
部署異動をしようと思っても、悩みは尽きない人に部署異動のメリットとデメリットについてお伝えしました。
- 本当に部署異動して良いのか不安な人
- いま部署異動して後悔しないか疑問がある人
- 部署異動してどんなデメリットがあるのか知りたい人
部署異動のメリットは次のようになります。
- 上司など悩みの原因と距離が取れる
- 安全に環境を変えられる
- 転職のデメリットを受けない
- 比較的早めに環境を変えられる
- 大きく環境を変えずに済む
デメリットとしては次のようになります。
- 同じ会社にいるので顔を合わせることがある
- 将来また関係することもあるため気まずい
- 希望の部署にいけるとは限らない
- 職種が変わると次の部署で活躍できると限らない
- はれもの扱いされる可能性がある
メリットとデメリットを比べて、あなたの環境や状況を含めて部署異動をするべきか、または転職するべきなのか考えてみてください。
僕も上司との人間関係に悩んで、部署異動か転職かどちらが適しているのか考えてみました。
結果として転職を選びました。
理由としては、「上司と2度と会いたくない」ことが最も優先することからだったからです。
あなたも何を優先するのかを考えて、部署異動するのか、転職をするのか検討してみてください。
部署異動についてはこちらの記事もおすすめです。
【上司が原因】部署異動を希望するタイミングは人間関係に悩んだ時である理由
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