この記事のまとめ
部署異動の流れについてまとめています。
上司との人間関係が限界になった時などのために、部署異動の流れを知っておくことで最悪の事態を防ぐことができます。
事前準備から失敗しない方法まで、ぜひ知っておいてください。
次のような人におすすめの記事です。
- 部署異動はまず何をすればいいか分からない人
- どんな流れで部署異動はできるのか知りたい人
- 失敗しないためには何に気をつければ良いか知りたい人
部署異動をしようと思っても、何から手を付ければ良いか分からないですよね。
いざ部署異動しようと思ったら、どんな流れでやるか分からなかった。
部署異動を自分からする人はあまりいないから、やり方とか分からないよね。
僕も上司との人間関係で悩んで、転職と部署異動を検討しました。
結果として転職を選びましたが、部署異動についても調べたので部署異動の流れについてまとめています。
部署異動をこれから実践する人は参考にしてください。
正しく進めれば、部署異動も成功して悩みも解決できますよ。
部署異動する前の事前準備
部署異動をするためには、事前準備が欠かせません。
事前準備には次の3つがあります。
- 部署異動するのか転職をするのか決める
- 異動先を決める
- 上司への伝え方をシミュレーションする
部署異動するのか転職をするのか決める
大前提として、部署異動をするのか転職をするのかを決めます。
人間関係に悩んだときには、環境を変えることが1番効果があります。
環境を大きく変えたい場合は転職を選択し、環境を大きく変えたくない時には部署異動を選択します。
自分の目的が部署異動で解決できるのか、改めて確認しましょう。
異動先を決める
部署異動をすることに決めたら、異動先を決めましょう。
異動先を決めると、異動までに自分がすることが見えてきます。
行きたい部署や、やりたい仕事、一緒に働きたい人から決めると良いですよ。
必ず希望が通るわけではないですが、意識することが重要です。
上司への伝え方をシミュレーションする
次に上司への部署異動を希望することを伝えるシミュレーションをしましょう。
今の部署から異動したいと伝えるのは気まずいですからね。
例えば「あなたと合わないから異動したい」と伝えてしまったら、今後同じ会社で働きづらいですよね。
希望する理由やタイミング、伝え方をあらかじめ考えておくことで円滑に伝えられるようにしておきます。
部署異動の流れ7つの手順
事前準備が済んだら、いよいよ部署異動するために動いていきます。
具体的には次の流れで部署異動をしていきます。
- 上司や人事部に時間をもらう
- 上司へ部署異動の希望を伝える
- 部署異動の理由を伝える
- 会社の検討結果を待つ
- タイミングや異動先は指示に従う
- 引き継ぎを行う
- 移動した後もフォローする
①上司や人事部に時間をもらう
部署異動の決意を決めたら、上司や人事部に直接時間をもらいます。
メールや電話ではなく、できる限り対面で話す場を設けてもらいましょう。
「相談したいことがある」と伝えれば、大抵の上司や人事部は察してくれます。
日時を決めて、話し合いまでに準備を進めておきましょう。
②上司へ部署異動の希望を伝える
話し合いの当日は、部署異動の希望を伝えます。
話し合いが始まったら、最初に伝えて良いです。
上司や人事部は、退職されるかも、と思っていることが多いので1つ安心させてあげましょう。
部署異動の希望を伝える時には、相手(上司や人事部)の立場や気持ちも配慮しながら伝えることも大切です。
③部署異動の理由を伝える
部署異動の希望と一緒に、部署異動したい理由も伝える必要があります。
上司や人事部も、なぜ異動を希望するのか、原因は何かを知りたいですよね。
理由によっては、部署異動とは別の解決策があるかもしれません。
部署異動を希望するに至った考えなど、できるかぎり正直に伝えましょう。
④会社の検討結果を待つ
部署異動の希望と理由を伝えたら、後は会社の検討結果を待ちましょう。
会社もあなたの希望を聞いたうえで、部署異動を許可するためにも様々な動きが必要になります。
例えば、次のことが必要です。
- 異動先の検討
- 異動先の部門長への打診
- スケジュールの調整
- 業務の割当
- 管理情報の変更
時間も必要なので、気長に待ちましょう。
ここまでくれば、遠くない未来に部署異動できるので焦らないでください。
⑤タイミングや異動先は指示に従う
異動が決まったとして、異動するタイミングや異動先は会社の判断に従いましょう。
異動先が嫌だとか、もっと早く異動したいなどの意見を出すのは得策ではありません。
ただでさえ、会社としては要望を精一杯聞いてくれていますからね。
今の環境を変えられることに感謝して、次の部署がどこであろうと一生懸命頑張る決意を決めましょう。
⑥引き継ぎを行う
異動までの間に時間があっても、暇になるわけではありません。
今の部署での仕事の他、やるべきことはたくさんあります。
例えば、次のようなことです。
- マニュアル作り
- 挨拶周り
- 後任への業務指示
あなたがいなくなっても、今の部署の人が困らないようにしっかり用意しておきましょう。
立つ鳥跡を濁さず、の精神が必要です。
⑦移動した後もフォローする
異動した後も、今の部署へフォローは惜しまないようにしましょう。
異動しても同じ会社で働いている以上、協力するべきですからね。
特にあなたしか知らない業務内容や、顧客への対応方法など、協力を依頼されたら快く応じましょう。
無下にしてしまったら、いつか自分に返ってきてしまうこともありますよ。
部署異動に失敗しないための5つの方法
部署異動を失敗しないためには、自己中心的な考えをしないことです。
会社はあなただけのためにあるわけではなく、お互いに協力が必要です。
具体的な失敗しないための方法や考え方は次の通りです。
- 会社の事情を考える
- 上司の事情を考える
- 同僚の事情を考える
- 自分を大切にする
- 意見はしっかり伝える
会社の事情を考える
どんなに辛い状況でも、会社の事情も考えましょう。
自分だけのことを考えても、自分の希望を通すことはできません。
希望する部署へ行けないかもしれないですし、希望のタイミングで異動もできないこともあります。
それでも、今の会社で働き続けるのであれば我慢することも必要です。
上司の事情を考える
上司と合わないことが部署異動の理由だったとしても、上司の気持ちも汲みましょう。
どんなに嫌な上司でも、あなたが異動することは少なからずダメージがあります。
会社によっては、降格や減給の可能性もあります。
同じ会社で働く以上、また何かで一緒に働く可能性もあるので、無闇に仲違いをしないようにしましょう。
同僚の事情を考える
今の部署で一緒に働く同僚のことも気にかけましょう。
あなたが悩んでいたと同じように、同僚も悩んでいたかもしれません。
引き継ぎやマニュアルづくりなど、できる限り同僚のために業務が滞らないように対応しましょう。
場合によっては、あなたを羨むひともいるかもしれません。
部署異動できる開放感から有頂天にならず、残る人の気持も汲みましょう。
自分を大切にする
これからも同じ会社で働くため、会社や上司や同僚も大切ですが、何より自分のことを大切にしてください。
会社はみんなのものですが、あなたはあなただけのものです。
あなたが病気や怪我をしてしまったら、あなただけが困ります。
礼儀や礼節は重んじることも必要ですし、自分勝手な考えはダメですが、まずは自分の見の安全のことは考えましょう。
意見はしっかり伝える
部署異動は言いづらいものですが、自分の意見はしっかり伝えるようにしましょう。
中途半端な伝え方だと、望まない解決方法を促されて、断りきれなくなってしまう恐れもあります。
例えば、少し休みをもらってリフレッシュしたら良いや、働き方を少し変えてみよう、など。
僕も転職前に打診されましたが、変わるのは一時的で、すぐに同じ状況に戻りますからね。
部署異動したいなら、「部署異動したい」と明確に希望しましょう。
部署異動の希望を却下されたら転職を検討する
部署異動の希望は100%叶うわけではありません。却下される可能性もあります。
もし、部署異動の希望を却下されたら転職を検討しましょう。
あなたが部署異動を決意した背景には、人間関係の悩みや、今の環境で働くことに問題があるからですよね。
悩みを解決するには、環境を変えることが1番です。
部署異動が不可能となった時の、環境を変える方法としては転職を検討するべきです。
今抱えている悩みや問題は、このままでは一生続く可能性もありますからね。
人生を無駄にしないための決断をしましょう。
まとめ
部署異動を決意した人も、こんな悩みがありますよね。
- 部署異動はまず何をすればいいんだろう
- どんな流れで部署異動はできるのか
- 失敗しないためには何に気をつければ良いんだろう
この記事ではこのような悩みにお答えしています。
まず部署異動するためには、次のような事前準備が必要です。
- 部署異動するのか転職をするのか決める
- 異動先を決める
- 上司への伝え方をシミュレーションする
事前順ができたら、次の流れに沿って部署異動の活動を進めます。
- 上司や人事部に時間をもらう
- 上司へ部署異動の希望を伝える
- 部署異動の理由を伝える
- 会社の検討結果を待つ
- タイミングや異動先は指示に従う
- 引き継ぎを行う
- 移動した後もフォローする
部署異動を失敗しないためには、注意点に気をつける必要があります。
- 会社の事情を考える
- 上司の事情を考える
- 同僚の事情を考える
- 自分を大切にする
- 意見はしっかり伝える
部署異動は必ずできるものではありません。
会社の事情や判断によっては、部署異動できないこともあります。
もし、部署異動ができないとなったら、問題を解決するために転職を検討しましょう。
部署異動についてはこちらの記事もおすすめです。
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