この記事のまとめ
上司からパワハラを受けていて、いつか仕返しをしてやろうと思っている人へ「最高の仕返し」についてお伝えしています。
無駄な仕返しを考えることはやめて、今すぐできる最高の仕返しをしましょう。
次のような人におすすめの記事です。
- 上司に仕返ししてやろうとずっと思っている
- 上司のパワハラをやめさせたい
- 上司にギャフンと言わせたい
あなたもパワハラ上司に対して仕返しをしようと思っていませんか?
今までの恨みをなんとかして味あわせたいと思っているよ!
受けてきたことはそのままやり返したくなるよね。
僕もどうやって仕返ししようか、毎日考えていたよ。
この記事では、パワハラ上司への仕返しについてご紹介しています。最後まで読むと、上司にできる最高の仕返しの方法を知ることができます。
上司に対する最高の仕返しは、無関係になることです。
上司と部下という関係さえも断ってしまえば、仕返しをしたいという気持ちは消えてなくなります。
「仕返しをしたい」という気持ちすらも抱かない状況になることこそ、最高の仕返しとなります。
【実体験】最高の仕返しは無関係になること
仕返しの内容にもよりますが、実際に仕返しをした経験から大した効果はありませんでした。
最終的には転職をしたことで、上司への最高の仕返しは上司と無関係になることだと知りました。
具体的にご紹介していきますね。
- 最高の仕返しは上司と無関係になること
- 仕返ししようと思うことは人生の無駄
- 無関係になった瞬間から仕返しはどうでも良くなる
最高の仕返しは上司と無関係になること
上司への最高の仕返しは「無関係になる」ことです。
仕返しの成功は上司を陥れることではなく、あなたが抱える問題を解決することだからです。
上司を困らせたり傷つけたとしても、あなたの傷を癒やしたり安息を手に入れるような根本から解決することはできませんよね。
だったら、上司に仕返しをするのではなく、無関係になって自分の人生を生きることが最高の仕返しだと言えます。
仕返ししようと思う時間は人生の無駄
上司に「仕返ししよう」と思ってる時間は人生の無駄です。
どんなに仕返し方法を吟味しても、あなたが抱える問題が解決することはないからです。
今の会社で働く限り、上司と部下という立場は変わりません。
そして上司の人間性を変えることはできないので、すべてを解決することは不可能です。
できないことに自分の人生の時間を使うことは無駄なので、もっと有効に時間を使いましょう。
無関係になった瞬間から仕返しはどうでも良くなる
僕は転職しましたが、上司と無関係になると仕返しなんてどうでもよくなります。
同じ職場で働いているときは、常にどんな仕返しをしてやろうか考えていました。
でも転職先が決まった瞬間から、上司のことをどうでも良く感じて仕返しのことは全く気にならなくなりました。
なんで上司のパワハラに悩んでいたか、不思議なほどすっかり仕返しをする気持ちも失いました。
きっと、自分の人生に目を向けることができるようになったからです。
仕返しする前に考えるべき注意点
どうしてもパワハラ上司に仕返しをしたい時、仕返しをする前に考えるべき注意点があります。
次の点に注意しないと、今より状況が悪化することがあるので気をつけてください。
- 自分の居心地が悪くなる
- 会社からはれもの扱いされる
- 無駄に労力を使うハメになる
自分の居心地が悪くなる
仕返しに失敗すると、自分の居心地が悪くなることがあります。
上司への仕返しが有効なものでないと、上司から目をつけられてその後の職場で立場がなくなる可能性があります。
例えば、上司への仕返しが見当違いだった時です。
上司があなたに強くあたったり、厳しい対応をするのは、あなたが遅刻をしたり仕事への熱意が見られないことが原因である場合もあります。
もしあなたに原因があるなら、「上司に仕返ししよう」と思うことが常識からズレていますよね。
誰から味方にもなってもらえず、仕返しも失敗するでしょう。
周りに広まれば、あなたの立場もなくなり会社での居心地も悪くなることは明白です。
会社からはれもの扱いされる
仕返しに成功しても、会社からはれもの扱いされることもあります。
パワハラ上司への仕返しが成功したら、ヒーロー扱いされるように思ってしまうかもしれません。
しかし実際には、普通とは違うことをする人というレッテルを貼られてしまう可能性があります。
会社からすると、例えパワハラへの対抗だとしても「上司に反抗する人」という認識になってしまいます。
上司に反抗するような社員は喜ばしくないですよね。
はれもののように扱われてしまうケースもあるので注意してください。
無駄に労力を使うハメになる
仕返しをしようとしても、方法によっては無駄な労力に終わることもあります。
有効な方法を考えず戦略も練らないで、何も効果がなく終わってしまったら意味がないですよね。
例えば、別の部署の管理者に相談した場合があります。
会社に広めてもらうことを期待したとしても、相談したことを直接原因の上司に話をされることもあります。
無駄な労力どころかマイナスでしかありません。
仕返しをするなら、きちんと効果が見込める方法を考える必要があります。
上司への仕返し12の方法(ダメージ順)
具体的な上司への仕返し方法をご紹介しますが、仕返しは合法的にやりましょう。
暴力など法に触れることはあなたの人生を台無しにするので絶対やめてくださいね。
今回はダメージ順(運営者調べ)に、与えるダメージが弱い仕返し方法から強い仕返しの順にご紹介しますね。
- 軽く受け流す
- 自分なしで仕事が回らないようにする
- 仲間同士で結束する
- 困っている時に助けない
- やられたことをやり返す
- さらに上の上司に報告
- ホットラインを利用する
- 会社に匿名で告発する
- 病院で診断書を作成してもらう
- 内容証明で退職届を出す
- 退職代行を使って即日辞める
- 労働基準監督署・法テラスを利用する
軽く受け流す
最も簡単にできる仕返し方法は、軽く受け流すことです。
「無視」では下手に恨みを買ってしまうことがあるので、一度受けて流すことが必要です。
上司から嫌味や暴言をはかれても受け流すことで、上司が想定している反応より薄い反応になります。
上司は、思った反応が得られず軽いストレスを与えることができます。
受け流した後に「さらに強い言葉」を言われるかもしれませんが、すべて受け流していけば上司のフラストレーションが溜まっていって仕返しになります。
自分なしで仕事が回らないようにする
仕事ができる人であれば、自分なしで仕事が回らない状態にしましょう。
真っ当な仕返し方法ですが、仕事ができるようになり仕事で上司に仕返しする方法になります。
あなたがいないと仕事が回らないのであれば、上司もあなたに強くあたることができなくなります。
もしあなたが急に辞めたりしたら上司が困りますからね。自分が仕事の中心になることも、仕返しの1つになっていきます。
仲間同士で結束する
仲間同士で結束することも仕返しになります。
同じような仲間が増えれば、上司に対抗しやすくなります。
具体的に見える形で行動に移さなくても、日本人は敏感に場の空気を読み取ります。
上司に対抗する空気ができれば、上司は居心地が悪くなって大人しくなっていくことが期待できます。
仲間の力で見えない武器で仕返しするという方法があります。
困っている時に助けない
いざ上司が困った状況になったら助けないという仕返しもあります。
忍耐力が必要な仕返し方法ですが、あえて困っている助けないことで自業自得の状態に陥れる方法です。
内容によっては仕事に影響があることもあるので使い所は考える必要があります。あくまで上司だけに影響がある範囲で実行するようにしましょう。
やられたことをやり返す
某銀行マンドラマのように、やられたらやり返すことも仕返しになります。
自分がやられたら嫌なことは、上司も嫌がるはずです。
例えば、自分が困っている時に助けて貰えなかったり、情報を共有してもらえなかったり。
あなたがやられたことをそっくりそのまま返すことで、上司も文句を言えない状態にすることができます。
自分もやっていることを棚に上げて文句を言いだしたら、自分が頭が悪いと公言するようなものですよね。
2倍とは言わずとも、やり返しもしてみましょう。
さらに上の上司に報告
正しい仕返しの1つに、上司のさらに上の上司に報告する方法があります。
上司からのパワハラは会社としても問題に扱うべき事柄です。
パワハラが原因で社員で病気になったり、会社の評判が落ちたら大きな損害になります。
会社としてもすぐに失くしたいものです。
上司が原因であれば、さらに上の上司に報告してしかるべき手続きを取ることは、正しい仕返し方法の1つです。
ホットラインを利用する
会社にパワハラへのホットラインなどが設置されていたら利用することも有効です。
ホットラインを利用することで、上司のパワハラを周知することができ、しかるべき対応を取ってもらえる可能性が高いです。
ホットラインが設置されているということは、会社としてもパワハラなどへの意識が強いはずです。
なので、有効的に利用してパワハラ上司に正当に仕返しをしましょう。
会社に匿名で告発する
会社に匿名で告発することも上司にダメージを与えられます。
会社としたら外部から社員に対して告発があれば、何もしないわけにはいきません。
それに、滅多にないことなので社内でも話題に登ります。
もちろん本人にも伝わります。
パワハラ上司もさすがに匿名で告発があれば、気にしないわけにはいかないので行動も改めるはずです。
病院で診断書を作成してもらう
心や体に症状がでているのであれば、病院を受診して診断書をもらいましょう。
診断書を会社に提出して、休みをもらうなどをすれば会社に知らせることもできます。
診断書をもらうことは、正式に病気・怪我と認められるので会社も無下にできません。
再発防止を検討するため、原因となる上司の言動の調査なども行われます。
部下には強く当たれる上司も、会社から調査が入れば心穏やかではないでしょう。
上司の進退にも影響を与えることもできる可能性があります。
内容証明で退職届を出す
我慢が限界で、今すぐにでも退職する覚悟があるなら内容証明で退職届けを送りましょう。
ただ退職願を上司に出すだけでは、上司が受理しなかったり、受け取らないこともあります。
でも、内容証明で送ることで公的に送ったことを証明することができます。
なので「知らない」と言わせない状態にすることができるわけです。
もし上司が退職届を受け取らない可能性があるなら、内容証明を使うことも検討しましょう。
退職代行を使って即日辞める
今日にでも退職をするのであれば、退職代行サービスを使って即日辞めましょう。
退職代行サービスを使えば、上司とのやり取りなどを経由せずに退職することができます。
本来であれば、次のような手順で退職することができます。
- 上司に退職の意思を伝える
- 引き止められる
- 検討の時間を与えられる
- 再度、退職の意思を伝える
- 引き継ぎ期間
- 退職
とてつも長いやり取りや期間が必要なところを、退職代行が代わりに交渉などを行ってくれるわけです。
また退職代行サービスを使うことで、会社は上司のことを「部下ときちんとコミュニケーションが取れない人間」と判断します。
辞めるあなたには関係ないですが、残り続ける上司には大きなダメージとなりますよね。
労働基準監督署・法テラスを利用する
退職だけでは気がすまない場合、労働基準監督署や法テラスを使うこともできます。
労働基準監督署に相談することで、会社に注意や指導、是正勧告し、残業代を正しく支払わせたりすることなどもできます。
それでも解決できない、個人的な法的労働問題などは法テラスを利用して、法律に関する相談することも可能です。
上司に対して社会的罰を与えるのであれば、法律を味方につけることが非常に有効で大きなダメージを与えることもできます。
実際に上司に対して行った仕返しとその結果
僕が実際にパワハラ上司に対して行った仕返しについてご紹介します。
主に、次のような仕返しを行ってみました。
- 軽く受け流した
- 困っている時に助けなかった
- やられたことをやり返した
軽く受け流した
ある程度時間が経つと、日々のパワハラは軽く受け流すことができるようになりました。
毎日のようにパワハラを受けていると、慣れてくるからです。
上司「休みの日も死ぬ気で営業しろ」、僕「はい、そうですね〜」という具合に。
ただし嫌味を受け流してもパワハラが収まることはなく、若干頻度が減ったくらいでした。
困っている時に助けなかった
僕はとある仕事に関連するツールを自分で見つけて、利用をしていました。
ところが上司に「知らないツールだから使うのをやめろ」と言われて、表立って使えなくなりました。
とことがある日、上司からそのツールを使いたいから教えろと指示がありました。
隠れて使っていたので教えることはできましたが、仕返しの意味も込めて「今は使っていないから教えられない」と伝えました。
満足いかない顔をしていましたが自分が利用を辞めさせた手前、それ以上何も言ってきませんでした。
少しだけスカッとしましたが、大きな変化を得るには至りませんでした。
やられたことをやり返した
パワハラ上司は他の社員の前で部下を馬鹿にする人でした。
いつかやり返してやると思っていた時に、とあるチャンスが訪れました。
営業担当が集まって製品の勉強会をしたときです。
僕は事前に勉強して、どんな問題にも答えられるようにしておきました。
司会の部長が製品について問題を出したところ、まずは上司が答えましたが、全く見当違いな答えでハズレ。
次に僕が答えて、正解しました。
直接上司のことを馬鹿にしたわけではありませんが、上司が答えられなかった問題に部下である僕が答えることを部長の前で行うことに成功しました。
上司はバツが悪そうな顔をしていて、スッキリしたことを覚えています。
やり返したとしても大して効果はなかった
いくつか上司に対して仕返しを実行しました。
ただし、上司へのダメージはさほど与えることができませんでした。
おそらく他の仕返しをしたとしても、状況を大きく変えるほどのダメージは与えられなかったと考えられます。
そのため上司への仕返しを考えるよりは、自分にとってプラスになる前向きな行動に目を向ける方がより健全であることに気が付きました。
上司との無関係になる方法
経験からもパワハラ上司への最高の仕返しは、無関係になることだと気づきました。
上司と無関係になるには、今の会社・部署から1歩抜け出せば良いだけです。
具体的には次の2つの方法があります。
- 転職する
- 部署異動する
転職する
僕は転職をしたことで、上司と無関係になることができました。
転職をすれば、これまで悩みの根源であった上司と一切関わらなくて済むようになります。
会社が変わるので当たり前ですよね。
転職した今は悩み続けていた上司のことを考えることはなくなり、仕事を楽しむことができています。
転職するには転職活動をする必要がありますが、使った時間や労力は抱えていた悩みに比べたら小さすぎるくらいです。
僕のようにパワハラ上司との関係を一切断ち切りたい人は、転職をおすすめします。
部署異動する
上司との関係を断つのは、必ずしも転職をしなければいけないわけでもありません。
今の会社のままでも、部署異動をすることで今の上司から離れることができます。
ただし転職と違い同じ会社で働き続けることになるので、また上司と同じ部署で働くことがある可能性もあります。
会社の中ですれ違ったり、気まずい思いをすることもあります。100%無関係になりたいなら、転職をする必要があります。
今の会社では働き続けたいけど、上司とは離れたい人は部署異動をおすすめします。
まとめ
上司からパワハラや嫌がらせをされている人は、「いつか仕返しをしてやる」と思う人も多いです。僕も過去の上司には悩まされて、必ず仕返しをしてやろうと思っていました。
実際に仕返しするとともに最終的に転職をすることで。最高の仕返しは「上司と無関係になること」だと知りました。
上司と無関係になる具体的な方法は、次の2つです。
- 転職する
- 部署異動する
上司と完全に無関係になりたい場合は、転職をする必要があります。
会社は辞めたくないけど上司と離れたい場合は、部署異動をしてください。
僕は上司と完全に離れるために転職をしましたが、大成功でした。
これまでの悩みが嘘のように消えて、人生が変わりますよ。
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