【上司から離れるため】部署異動する7つの方法と知っておくべき注意点

部署異動する7つの方法と知っておくべき注意点
コジロー

この記事のまとめ
部署異動の方法についてまとめています。
上司との人間関係に悩んだ時、部署異動は1つの解決方法です。部署異動の方法について正しく知って、いざという時に備えてください。

次のような人におすすめの記事です。

こんな人におすすめ
  • 上司のやり方についていけないから離れたい人
  • 上司が自己中で困り果てている人
  • 上司に嫌われていて毎日辛い人

あなたも上司が嫌になって部署を異動したいと思ったことありませんか?

佐藤さん

上司の自己中がひどくて部署を変わりたいんだよね。


コジロー

僕の元上司も会社で1番性格が悪いと有名で、人間関係も最悪だったよ…

僕は結果として転職を選びましたが、部署異動についても本気で考えたので、今回は部署異動する方法について書いています。

転職は今はできない人は、部署異動するための参考にしてくださいね。

目次

部署異動する方法の第一歩は人事制度を確認しよう

人事制度を確認する

部署異動を考え始めたら、まずはどんな人事制度なのか確認しましょう。

会社によって変わるので、しっかり制度を見てみてください。

  • 自己申告制度
  • 社内FA(フリーエージェント)制度
  • 社内公募制度

自己申告制度

自己申告制度は、社員が会社に部署異動や待遇について、意見を申し立てられる制度です。

企業の約8割で採用されている人事制度なので、ほとんどの会社で利用できます。

会社としては、社員からの情報収集を行う目的もあり、不満なども聞き出すことでモチベーション管理に使われることもあります。

なので、今の部署や人間関係に悩んでいるなら、積極的に利用しましょう。

社内FA(フリーエージェント)制度

社内FA制度は、社員が自分の実績や能力を売り込んで、より力を発揮できる部署への異動を希望する制度です。

個人の能力を重視する外資系企業などでよく採用される制度です。

会社としては、社員からの声の元、適材適所に人を配置できるので効率が良いです。

社員も自分の満足できる部署を希望できます。

社内公募制度

社内公募制度は、新しいプロジェクトや部署が立ち上がる際に、社内から必要な人材を集めるために募集する制度です。

常に募集されているわけではなく、必要に応じて募集される制度です。

社員は自分が異動したいタイミングでできるわけではないので、チャンスがあれば掴みましょう。

本来の部署異動はどうやって決まるのか?

本来の部署異動は、社員が自分から希望するのではなく会社からの指示で異動が決まります。

主に次の2つが発生した時に異動の指示があります。どちらも、自分から希望できるものではないんですよね。

  • ジョブローテーション
  • 指名異動

ジョブローテーション

ジョブローテーションは、社員の能力をより発展させるために、定期的に部署異動や職務の変更を行うことです。

同じ部署で働いていると、良くも悪くもルーチン化してしまい、スキルアップにつながらなかったり、意欲が停滞してしまいます。

1つの製品しか販売したことがない営業マンと、3つの製品を販売したことがある営業マンがいたら後者の方がスキルアップしますよね。

ジョブローテーションは、半年や数年単位で発生することが多いのですが、社員が自分から異動などを希望できるわけではありません。

指名異動

指名異動では、別の部署や上層部から指名されて異動になります。

社内公募制度のように、新しいプロジェクトが立ち上がって必要な人材として指名されることもあります。

また、単純に別の部署の役職者に気に入られて、誘われたりすることもあります。

指名はあくまで相手からの指名なので、やはり自分から選べるものではありません。

部署異動するための7つの方法

部署異動する7つの理由

部署異動をするには大きく5つの方法があります。

部署異動したいなら、できること1つずつやってみましょう。

  • 部署異動の希望を出す
  • 根回しをする
  • 実績を積む
  • 異動先に仲間を作る
  • 他部署が関わるプロジェクトに参加する
  • 必要な専門性を身につける
  • 退職の意思を伝える

部署異動の希望を出す

まずは部署異動の希望を出すことから始まります。

異動の希望を出さないことには、誰も何もしてくれません。

どんなに今の部署や上司に不満を抱えていても、会社が察して部署異動を促すことはほぼありません。

部署異動をしたいなら、希望を出して自分の意思を会社に伝えましょう。

根回しをする

仕事において根回しが重要なのと同じように、部署異動も根回りが重要です。

予定外の部署異動は会社からすると、イレギュラーな対応なので急に希望してもすぐに動いてくれません。

部署異動は社員1人で完結できるわけがなく、関係各部署との調整や承認、異動先の確保や仕事の割当、現部署への人員の確保など様々な要素が必要だからです。

少しでも会社の負担を減らすためにも、あらかじめ根回しをして、上司や人事部、異動先の部署へ働きかけておきましょう。

実績を積む

希望の部署へ異動するには、実績が重要です。

会社ではどの部署でも実績が求められます。

ある部署で実績が全くない社員が、別の部署に異動して急に実績を出せるようになるなんて考えにくいですよね。

異動先の部署の人も、できるなら実績を出せる社員を求めています。

異動先に仲間を作る

部署異動では、部署異動先に仲間を作っておくことも強力です。

部署も人の集まりなので、一緒に働きたいと思われることで希望が通りやすくなります。

会社によっては、社員の紹介で採用することもありますよね。

部署異動も同様で、信頼している社員が信頼している人なら一緒に働けると考えられやすいです。

なので、異動前に仲間を作っておくことで異動をしやすくすることができます。

他部署が関わるプロジェクトに参加する

他部署が関わるプロジェクトに参加して、顔見知りを作ることも部署異動の役に立ちます。

異動先に仲間を作るのが難しくても、知り合い程度なら作りやすいですよね。

やはり全く知らない関係性よりは、一緒に働いたことがある人の方が受け入れられやすいですよね。

親しい間になるのはハードルが高い場合は、他部署の人と一緒に働いて顔見知りにはなっておきましょう。

必要な専門性を身につける

部署異動したい先の専門性を身に着けておくと役に立ちます。

実績を作ることは難しくても、異動先の部署に関係する勉強や資格を取得しておくことで、異動先からの信頼を得られます。

経理部に異動したいなら簿記の資格だったり、システム部に異動したいならプログラミングの知識を身に着けておくと、アピールすることができます。

実力とともに、異動先で働く意欲も見せることができるので本気で異動したいなら、勉強も必要ですよね。

退職の意思を伝える

最終手段としては、退職の意識を伝えることも有効です。

会社はできるだけ退職者を出したくないので、退職の意思を伝えることで部署異動をしやすくなります。

「部署異動か退職で悩んでいる」と言われたら、部署異動を前提に検討してくれます。

ただし、生半可な気持ちで言って本当に退職することになる可能性もあるので、注意しましょう。

部署異動を希望する時の5つの注意点

転職を躊躇するのは間違い

部署異動を成功させたい場合に注意点があります。

次のことに注意しないと、異動先で苦労することもあるので気をつけましょう。

  • 人間関係の不満だけを理由にする
  • 自分勝手に考える
  • 現在の仕事の手を抜く
  • 部署異動は頻繁にできないことを認識する
  • 異動が決まった後も礼儀を尽くす

人間関係の不満だけを理由にする

部署異動する際に、人間関係の不満だけを理由にするのは辞めましょう。

部署異動したい理由が本当に「人間関係だけ」だったとしても、ポジティブな理由も付け加えましょう。

会社としても、人間関係を理由に部署異動はさせづらいです。

原因となる人と誰も同じ部署にできなくなりますからね。

会社の事情も含めた上で、受け入れてもらいやすい理由も伝えるようにしましょう。

自分勝手に考える

部署異動だけに限らず、どんな時も自分勝手な考えだけではダメです。

部署異動はあくまで救済措置なので、必ず受けられるものではありません。

少なからず周りに負担を与えている意識も必要です。

対応してくれる周りの人に感謝の気持ちを忘れず、別の形で恩返しするつもりで異動をしましょう。

現在の仕事の手を抜く

部署異動先が決まったとしても、今の仕事の手を抜いてはいけません。

異動するから関係ないと考えて無責任に手を抜いてしまうと、異動先の上長にも伝わります。

無責任な人間だと判断されてしまうと、異動先で大事な仕事を任されなくなりますし、仕事もしづらくなります。

なにより、会社員として与えられている仕事の手を抜くのは言語道断ですよね。

自分の将来のためにも、今の仕事も最後まで全力を尽くしましょう。

部署異動は頻繁にできないことを認識する

部署異動ができたとしても、いつでもまた部署異動できると思ってはいけません。

部署異動するには、多くの人のが動いたり、調整したり、コストがかかります。

なので会社としても、イレギュラーな部署異動はできるだけ減らしたいですよね。

嫌になったら異動すれば良いと軽く考えていると、行く場所がなくなって辞めないといけない状況になる可能性もあります。

異動が決まった後も礼儀を尽くす

異動が決まった後も、今の部署に礼儀は忘れてはいけません。

たとえ上司のことが大嫌いでも、1つくらいは学んだこともあるはずです。

少なくても「こんな上司にはならない」と反面教師にはなりますよね。

引き継ぎや移動した後のフォローも誠意を持って対応するようにしましょう。

まとめ

上司との人間関係が嫌になって部署異動したくなること、ありますよね。

例えば、こんな悩みを持つことが多いです。

  • 上司のやり方についていけない
  • 上司が自己中
  • 上司に嫌われている

僕も実際に上司との人間関係に悩み、部署異動と転職を検討した結果、転職しました。

すぐに転職する勇気は出ずに、まずは部署異動を本気で考えたので今回は部署異動の方法や注意点についてお伝えしました。

まずは自分の会社の人事制度を知る必要があります。よくある制度が次の3つになります。

  • 自己申告制度
  • 社内FA(フリーエージェント)制度
  • 社内公募制度

実際に社員が自分から部署異動を希望するには、自己申告制度が使われます。

部署異動は会社からの指示で行われることの方が多く、その場合は次の2つの方法があります。

  • ジョブローテーション
  • 指名異動

部署異動を希望する方法としては、7つの方法があります。

  • 部署異動の希望を出す
  • 根回しをする
  • 実績を積む
  • 異動先に仲間を作る
  • 他部署が関わるプロジェクトに参加する
  • 必要な専門性を身につける
  • 退職の意思を伝える

すべてが必須というわけではなく、できるものからやってみることで部署異動の成功確率を上げることができます。

部署異動の際には、注意点もあります。

失敗しないためにも次のことには注意しましょう。

  • 人間関係の不満だけを理由にする
  • 自分勝手に考える
  • 現在の仕事の手を抜く
  • 部署異動は頻繁にできないことを認識する
  • 異動が決まった後も礼儀を尽くす

上司との人間関係に悩んで、部署異動をしたい人は7つの方法や、注意点を実践してぜひ正しく部署異動を行ってください。

部署異動についてはこちらの記事もおすすめです。

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