この記事のまとめ
職場の人間関係によるストレスの3つの対処法や考え方、実体験からの5段階のストレス内容をご紹介しています。
ストレスを感じる人が何をどうのようにするべきかお伝えしています。
次のような人におすすめの記事です。
- 今抱えているストレスが異常か正常か知りたい
- 他の会社ではどのようなストレスを感じているか知りたい
- 職場の人間関係のストレスを解消したい
あなたも、職場での人間関係によるストレスを感じていませんか?
毎日ストレスを感じて吐きそうになってる・・・
職場の人間関係によっては耐えきれないストレスがあるよね。
この記事を読むことで、職場での人間関係によるストレスへの3つの対処法を知ることができます。
3つとは、自分の考えを変える、自分の行動を変える、ストレス源への対応を変える、です。
詳しくご紹介していきますね。
職場の人間関係によるストレスへの対処法は「3つのことを変える」
職場の人間関係にはストレスが付きものです。
ストレスへの対処法は次の3つです。
職場の人間関係によるストレス対処法
- 自分の考えを変える
- 自分の行動を変える
- ストレス源への対応を変える
それぞれについて、説明します。
自分の考えを変えてストレスを減らす方法
ストレスへの対処法としては、自分の考えを変える方法があります。
例えば、次のように考えを変えてみましょう。
- 仕事だと割り切る
- 上司や同僚の悪いところばかりに目を向けない
- 職場の文化や雰囲気に合わせる
仕事だと割り切る
仕事だと割り切ることで、ストレスを軽減することができます。
仕事に対して責任感が強い人ほど、仕事でのストレスを溜めてしまいがちです。
責任を感じすぎずに、仕事は仕事と割り切って考え、仕事を終えたら次の日までは忘れるようにしましょう。
仕事を忘れる時間を作ることから、ストレスを軽減していきましょう。
上司や同僚の悪いところばかりに目を向けない
上司や同僚の悪いところばかり目を向けるのを辞めましょう。
人の悪いところを見ると、自分の価値観とギャップが生じてストレスに感じることがあります。
言動、態度、性格など自分と違うことや、間違っていることを見たりされるとストレスを感じますよね。
人の悪いところは目に付きやすいですが、意識して目をそむけることでストレスを感じることを避けましょう。
職場の文化や雰囲気に合わせる
自分の考えより、職場の文化や雰囲気に合わせることを意識しましょう。
仕事は1人ではなく、多くの人と関わる必要があるので空気を読むことも必要です。
文化や雰囲気を無視して、自分のやり方を貫いても、周りからの賛同も得られずストレスとなることもあります。
例え自分のやり方が正しいと思っていても、それによってストレスを感じるなら、まずは職場の空気に合わせることをしてみましょう。
自分の行動を変えてストレスを減らす
自分の行動を変えることでも、ストレスを減少することができます。
足りていない行動があれば、試してみましょう。
自分の行動を変える具体例
- 仕事に真摯に向き合う
- プライベートを充実させる
- 趣味に没頭する
仕事に真摯に向き合う
仕事に真摯に向き合うことで、人間関係のストレスを軽減することができます。
仕事には時によっては、うまくコトが進むこともありますが、時には全くうまくいかないこともありますよね。
普段から仕事をテキトウにしていると、うまくいかない時には周りから厳しい目で見られるのは当然です。
どんな時でも仕事に真摯に向き合うことで、例えミスが多い時期でも周りからの目はこれまでの仕事の向き合い方が認められれば責められることも少なくなります。
常に仕事に真摯に向き合うことで、いざという時のストレスを受けることを少なくすることができます。
プライベートを充実させる
職場のストレスを軽減するためにも、プライベートは充実させるべきです。
プライベートがボロボロだと仕事にも影響が出て、良い仕事ができず、仕事での人間関係悪化によるストレスへとつながってしまいます。
例えば、恋人と別れたり、友達と喧嘩していると仕事中も上の空になってしまいますよね。
部下や同僚が仕事に集中できていなかったら、周りからしても迷惑ですよね。
迷惑を掛ければ、人間関係が悪くなることも仕方ありません。
無駄に人間関係でストレスを作らないためにも、プライベードを充実させていきましょう。
趣味に没頭する
趣味に没頭することで、ストレスを軽減することができます。
休みの日などでも仕事のことを考える時間があると、ストレスを減らすことはできませんよね。
趣味や好きなことに没頭して、時間が経つことを忘れるくらいに一生懸命になれると、仕事を忘れることができてストレスも減らすことに繋がります。
仕事を忘れる時間を作るためにも、趣味に没頭する時間を作りましょう。
ストレス源への対応を変えてストレスを減らす
ストレス源への対応を変えることで、ストレスを減らすこともできます。
ストレス源から逃げられないと思い込んでいることがありますが、次のようなことを試してみてください。
ストレス源への対応を変える具体例
- ストレス源と距離が近れば距離を取る
- ストレス源からの嫌味や小言は聞き流す
- 受け入れられない時は自分の思いをぶつける
ストレス源と距離が近れば距離を取る
ストレスの源となる人と距離が近ければ、距離を取るようにしましょう。
ストレス減と距離が近いだけで、何もされていなくてもストレスは感じてしまうものです。
いつも怒られている上司が近くにいるだけでも、いつ怒られるか考えると落ち着きませんし、精神的疲労に繋がりますよね。
可能であればストレス源と距離を取ってみましょう。
ストレス源からの嫌味や小言は聞き流す
ストレスの原因が、人からの嫌味や小言であれば聞き流すようにしましょう。
真面目な人ほど嫌味や小言を真に受けてしまって、ストレスとして感じてしまうことがあります。
特に新卒など社会人歴が短いほど、周りからの言葉を真に受けてしまうことが多いですよね。
今の上司の言うことが絶対正しいと思ってしまうからです。
完璧な人間はいないので、人からの嫌味や小言もある程度聞き流すようにしてストレスの原因となることを避けましょう。
受け入れられない時は自分の思いをぶつける
受け入れられないことがあれば、我慢せずに自分の思いをぶつけると良いです。
自分の思いや考えは言葉にしなければ伝わりません。
自分の考えと合わない指示を遂行するのはストレスが溜まりますし、納得できない仕事をやるのはしんどいですよね。
自分の思いをぶつければ、相手も考えを変えてくれる可能性もありますし、仕事への熱意が伝わって認められて上司などの態度が軟化することもあります。
状況を変えるためにも、自分の思いはぶつけていきましょう。
職場で感じてきたストレスを5段階で解説
実際に新卒の時に受けた、職場でのストレスを5段階でご紹介します。
今では対処法を身に着けましたが、新卒ではなかなか難しいですよね。
あなたのストレスはどの段階か、確認してみてください。
- 段階1:上司の行動・発言にモヤモヤする
- 段階2:一生懸命仕事をするけどうまくいかないし、教えてもらえない
- 段階3:上司との人間関係が最悪、限界を感じる
- 段階4:仕事への気力がなくなり、無気力状態になる
- 段階5:通勤中に足が止まり、全てがどうでもよくなる
段階1:上司の行動・発言にモヤモヤする
はじめにストレスを感じたのは、上司の行動や言動に違和感を感じた時です。
新卒の時の上司は営業が最も偉いと思っていて、他の部署の人を見下し、お客様を金づるとしか思っていない人でした。
平気で他の人の悪口を言って、横柄な態度を取り、お客様へは売れたら態度を変えるという素人目に見てもひどい人でした。
当時は新卒だったので、そういうものかあ、と思っていましたが、違和感も感じてモヤモヤしていました。
段階2:一生懸命仕事をするけどうまくいかないし、教えてもらえない
次にストレスを感じたのは、一生懸命仕事を覚えようとしているのに、上司に突き放された時です。
新卒なりに早く仕事ができるようになりたいのに思うようにいかず、信頼できるはずの上司から仕事を教えてもらえないことにどうしたら良いか分からなくなってしまいました。
営業という初めての仕事に四苦八苦している中で、上司からはただ「見て覚えろ」だけ言われ、見る先輩などもいなかったので、仕事ができるようになる未来が見えずに絶望を感じました。
仕事というものに期待をしていた反面、環境の悪さにストレスを感じるようになりました。
段階3:上司との人間関係が最悪、限界を感じる
上司が人ととして最悪で、人間関係にも限界を感じてストレスが溜まりました。
自己中心的な上司だったため、良い人間関係を作ることができませんでした。
雑用やミスは押し付けられ、手柄は横取りされる始末で、信頼関係は皆無でただ名目だけの上司と部下の関係でしかありませんでした。
上司の仕事の仕方に納得できないことも多く、一緒に仕事をすることも限界を感じるようになりました。
段階4:仕事への気力がなくなり、無気力状態になる
ストレスが溜まって、ある時から仕事への気力がなくなり、無気力状態となっていきました。
上司からは毎日理不尽に怒られ、仕事は大量に振られることで状況は悪化する一方です。
ちょっとしたことで立ちっぱなしで1時間怒鳴られ続けたり、無意味で時間だけがかかる仕事を振られ、上司の代わりのクレーム対応などストレスの溜まる仕事も多くありました。
人間関係が改善する可能性もなく、ストレスからか無気力な状態となりました。
段階5:通勤中に足が止まり、全てがどうでもよくなる
ストレスから通勤途中に足が止まるようになり、全てのことがどうでもよくなりました。
通勤している途中で、上司や大量の仕事の考えると自然と足が止まり無償に帰りたくなりました。
また全てのことがどうでもよくなり、駅のホームでは飛び込む人の気持ちが理解できる瞬間もありました。
ふとした瞬間に我に帰り、冷静に状況を考えると非常にマズイ状況であることが自分でも分かりました。
このままだと、自分が危ないと判断し、周りの助言もあり最終的には転職を選び、今ではストレスなく働くことができています。
人間関係による心理的ストレスは目に見えないから要注意
人間関係をはじめとする心理的なストレスは目に見えません。
なので、気づきにくいので自分の感じる違和感は大事にして、早期に発見できるようにしましょう。
- 悪い人間関係は目の前にストレス源がなくてもストレスを感じる
- 職場の人間関係によるストレスは蓄積されていく
悪い人間関係は目の前にストレス源がなくてもストレスを感じる
職場での悪い人間関係では、ストレス源となる人が目の間にはいなくてもストレスを与えてきます。
上司などでストレスを感じていると、常に頭の中でストレス源となる人がチラついてきます。
何かをする毎に上司などの反応を考えてしまって、集中できないのはもちろん、実際には目にしていなくてもストレスになってしまうんですよね。
ストレス源がいないから安心するのではなく、いなくてもあなたはストレスを感じていることを念頭において対処していきましょう。
職場の人間関係による心理的ストレスは蓄積されていく
ストレスは発散すれば0になると思いがちですが、人間関係のストレスは蓄積していきます。
人間関係は、普段考えているよりも頭の中に残っていきます。
休みの日や、仕事が終わってからもふとした瞬間に職場での出来事を思い出す人も多いですよね。
完全に忘れたり、0にすることもできないので人間関係のストレスは蓄積していくということを忘れてはいけません。
「人間関係」は悪くて当たり前なのでストレスに感じる必要はない
人間関係は悪くなることが当たり前なので余計にストレスを感じる必要はありません。
無理に良い人間関係を求めることで、プレッシャーに感じてしまうこともあります。
そんな人に必要な考え方をご紹介します。
チェックポイント
・職場の人全員と仲良くなるのは不可能だと理解しましょう
・職場の人間関係は深めづらいものです
・相性が「悪い」のと相手を「嫌い」なのを混同させない
職場の人全員と仲良くなるのは不可能だと理解する
まずは、職場の人全員と仲良くするのは不可能であることを理解しましょう。
無理なものは無理だと認識することで、気持ちが楽になることがあります。
人間関係を良くしなければいけない、という固定概念があると、人間関係が悪い状態であるとどうにかして改善しようと思ってつらくなりますよね。
そもそも人間関係は悪くて当然であると理解して、無理に人間関係を良くしようと思い込みすぎないようしてください。
職場の人間関係は深めづらい
職場の人間関係が悪くて当たり前なのは、職場での人間関係を深めるのが難しいからです。
職場は過ごす時間は長いですが、あくまで仕事のために集まった人たちです。
元々仲が良かったわけでも、家族や友人のように絆があるわけでもないじゃないですか。
他人の集まりなのに、人間関係を良くするほうが本来無茶な話というわけです。
相性が「悪い」のと「嫌い」を混同させると人間関係が悪化する
人間には相性があり、相性が悪いことと、相手を嫌いだと思うことを混同するとストレスになります。
相性は特に理由などもなく、雰囲気や印象などで決まってしまうので修正することが難しいです。
嫌いという感情は、何か理由や原因があって生まれるものです。
嫌われることで人間関係がギクシャクすることは修正の余地がありますが、相性であれば修正が難しいのですっぱりと諦めた方が懸命です。
人間関係の悩みを解消する方法
職場の人間関係の問題は、ストレスの他にも多くあります。
例えば、離職率や生産性、能力向上などにも多大なる影響が起こることが考えられます。
こうした人間関係の問題を解決するには、次の3つの方法があります。
- 自分を変える
- 相手を変える
- 職場環境を変える
自分に原因があるなら、自分を変える必要があります。
相手に原因があるなら、相手を変える必要があります。
どうしても解決できない場合は、職場環境を変える必要があると考えます。
職場での人間関係は、ストレス以外にも自分の人生への影響が大きいので1日でも早く解決する行動を取りましょう。
人間関係の悩みを解消する方法については、次の記事もよく読まれています。
【大嫌い】うざい上司には転職するしかない?具体的な3つの対処法とは
職場のストレスについて相談するべき人とは
職場のストレスについては、1人で判断して解決することができないこともあります。
例えば新卒間もない社会人だと、他の会社や環境のことを知らないので何が正しいか分からないですよね。
自分だけで正しい判断ができないなら、誰かに相談をする必要があります。
そこで目的別に、職場のストレスについて相談する先について解説します。
チェックポイント
心理的ストレスを緩和させたいなら家族や友人に相談
確実に人間関係の問題を解決したいなら転職のプロに相談
心理的ストレスを緩和させたいなら家族や友人に相談する
抱えているストレスを「緩和」させることが目的であれば、家族や友人に相談しましょう。
家族や友人など仲が良い人であれば、あなたの気持ちに寄り添ってくれるはずです。
ストレスも言葉にして話しを聞いてもらえるだけでも、ある程度緩和することもできます。
まずは今のストレスを緩和させたい場合は、身近な人に相談することから始めましょう。
確実に人間関係の問題を解決したいなら転職エージェントに相談する
もし確実に今の人間関係の問題を解決したい場合は、転職エージェントに相談するべきです。
客観的にあなたの話を聞いて、どうするべきか判断できるプロフェッショナルだからです。
転職エージェントは、主に転職をサポートするために様々な人の話を聞いています。
そのため、幅広い知見をプロとして持っているので、プロとしてあなたの問題に対してもアドバイスをすることができます。
解決に最も早く向かうためには、転職エージェントにまずは相談することをおすすめします。
職場の人間関係によるストレスへの対処法まとめ
職場の人間関係によるストレスへの対処法は次の通りです。
職場の人間関係によるストレス対処法
- 自分の考えを変える
- 自分の行動を変える
- ストレス源への対応を変える
ストレスは溜めすぎると病気につながり、生涯付き合うことになる可能性もあるのでできる限り早く解消する必要があります。
僕も職場でのストレスで限界を感じた経験があり、ストレスレベルを次の5段階でご紹介しています。
- 段階1:上司の行動・発言にモヤモヤする
- 段階2:一生懸命仕事をするけどうまくいかないし、教えてもらえない
- 段階3:上司との人間関係が最悪、限界を感じる
- 段階4:仕事への気力がなくなり、無気力状態になる
- 段階5:通勤中に足が止まり、全てがどうでもよくなる
ストレスは目に見えないのでじわじわと体を蝕んでいくので、まずは自覚するところから始めましょう。
そもそも、人間関係は悪くて当たり前のものなので悩み過ぎる必要もありません。
特に人間関係の悩みを解消する方法は、現実的には次の3つしかありません。
- 自分を変える
- 相手を変える
- 職場環境を変える
もし決断できないなら、目的別に適した人に相談することをおすすめします。
チェックポイント
心理的ストレスを緩和させたいなら家族や友人に相談
確実に人間関係の問題を解決したいなら転職のプロに相談
相談するだけで、あなたの今後の人生が大きく変わるかもしれません。
人生の時間は戻らないので、1日でも早くストレスから開放されるように行動しましょう。
職場の人間関係の問題への対処法については、次の記事もおすすめです。
【今からできる】職場の上司との人間関係を解決&予防?超具体的な3つの対処方法
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