この記事のまとめ
上司にも様々なタイプの人がいます。
今回は営業チームの上司について、嫌われる上司と好かれる上司の特徴についてご紹介しています。
次のような人におすすめの記事です。
- 上司を営業マンとして尊敬できない
- 嫌いな上司への対応方法を知りたい
- 嫌われる上司の特徴を知って反面教師にしたい
あなたの上司も周りから嫌われていていませんか?
うちの営業部長は、営業だけじゃなく周りの部署からも嫌われてるよ
元上司も自己中で会社で一番嫌われてる人で大変だったよ…
この記事を読むことで嫌われる上司と好かれる上司の違いについて知ることができます。
あなたが嫌われる上司になることを避けることもできるようになりますよ。
営業部で好かれる上司と嫌われる上司の2人のタイプの違い
上司のタイプには色々あります。
優しい上司、厳しい上司、楽しませてくれる上司、真面目な上司など。
営業部で好まれる上司のタイプは、「この人に付いていこう」と思える上司です。
営業部で好かれる上司
営業部の上司としては、部下から「この人に付いていこう」と思われることが大切です。
部下から慕われなければ、チームとして大きな売上や結果を出すことができないですよね。
どんなにやり手な上司でも、1人の力では限界があります。
より売上を拡大していくには、チーム・組織として業務にあたる必要があるので部下から「付いていこう」と思われることは必須です。
営業部で嫌われる上司
営業部で嫌われる上司は、一匹狼タイプです。
一匹狼タイプの上司は、組織やチームをないがしろにすることがあります。
時には自分の売上のために部下の売上も自分の手柄にするケースもめずらしくないです。
部下からしたら、自分勝手な上司と一緒に仕事したいと思わないですし、将来的に売上の拡大も難しいため退職者も多くなります。
部下からすると、自分の成長にもつながらないし、将来もないなら一緒に働くメリットはないですよね。
会社で1番「嫌われていた」営業上司の部下だった実体験
僕が新卒で入社した会社の上司は、会社一嫌われている営業部の上司でした。
まさしく一匹狼タイプの上司で、部下の手柄を自分のものにすることもあり、その上司の部下は退職者が絶たない状況で、僕が配属された状態でした。
たしかに営業として売上を作ることには長けていましたが、上司・会社員としての仕事は褒められるものではなかったです。
例えば、周りの人へ仕事をする態度。
営業至上主義のため、他の業務を下に見ているので、仕事の依頼も投げやりで相手の都合は一切考えない態度でした。
また、自分のインセンティブを何より優先にするため、部下の成長やチームワーク、将来のための施策などは考えない営業手法でした。
売上が上がっている時は機嫌は良いですが、売上が厳しい時には周りに当たり散らして、怒鳴り・無茶な仕事ばかりさせられることも多かったです。
終電帰りは当たり前、会社に泊まったり、休日出勤を強要することもありました。
一匹狼と言えば聞こえが良いですが、実際には自己中心的で非合理的な考えしかできないため、部下からも他の部署の人からも嫌われる上司でした。
好かれる上司の5つの特徴
一般的に好かれる上司の特徴はどのようなものがあるでしょうか。
私の経験も含めると、次のような上司が好かれるようです。
- 部下を守る覚悟がある
- ただ聞くだけじゃない傾聴力がある
- 部下をほめて伸ばそうとする
- 自分の責任下で仕事を任せる
- 自分から率先して行動できる
部下を守る覚悟がある
部下が窮地に立たされるときに、率先して矢面に立ち部下を守ろうとする上司は好かれます。
働いていると、会社や顧客に責められることもあるじゃないですか。
そんな時に、部下を見捨てず、守ろうと立ち上がってくれる上司には「この人に付いていこう」と思えますよね。
例えば、重大なミスをしてしまった時にも、ミスを責める上司より、責任を取ろうとしてくれる上司のほうが信頼できます。
逃げたくなる場面でもしっかり部下を思って行動してくれる上司が好かれる上司の特徴の1つです。
ただ聞くだけじゃない傾聴力がある
話を聞くだけなら誰でもできますが、相手が話したいことを聞き出す傾聴力がある上司は好かれます。
部下は上司へなかなか本音を言えないことが多く、ストレスを溜める原因にもなります。
仕事に対する思い、プライベートなこと、精神的状況など心を開いていないと言えないことも多いですよね。
ナイーブな話でも自然に聞き出せて、何でも話せる空気感を持つ上司が好かれることは必然と言えるでしょう。
部下をほめて伸ばそうとする
部下をほめるだけでも好かれる上司になれます。
厳しく育ててなんぼという人が多い中、褒めて育てるほうが部下としては嬉しいですよね。
個人的には厳しく育てるのは上司の怠慢だと思います。
感情に任せて叱るほうが楽ですからね。
褒めて成功体験を積ませてじっくり育てることこそ、上司の仕事だと思います。
部下をほめることができる上司は、部下から好かれることがほとんどでしょう。
自分の責任下で仕事を任せる
部下に仕事を任せることができる上司も好かれます。
自分で仕事を溜め込んでしまう上司では、部下の成功体験を邪魔してしまいます。
実力より少し難しい仕事に挑戦させて、成功することで部下の成長に繋がります。
仕事が任されないと、部下の自己肯定感も高まらないので、仕事へのモチベーションも下がってしまいます。
部下に適当な仕事を任せることも、好かれる上司の仕事です。
自分から率先して行動できる
自分から率先して行動する上司は好かれやすくなります。
口だけではなく、行動で示してくれる上司は尊敬することができますよね。
指示だけして失敗したら部下の責任にする上司もいるなか、上司が自分から行動してくれると部下も行動しようと思えます。
背中で語る上司には自然と部下もついていきたくなるものです。
嫌われる上司の7つの特徴
上司を嫌う理由は、会社や人によって十人十色です。
中でもよく嫌われる理由として挙げられる、上司の特徴について教えます。
- 部下の話を聞かない&聞こうとしない
- 部下を叱ってばかりいる
- グチグチ愚痴が多い
- クドクドと話が長い
- 部下を管理・監視したがる
- 指示だけ出して放置する
- 好き嫌いで決める
部下の話を聞かない&聞こうとしない
部下の話を聞かない、聞こうとしない上司は嫌われます。
部下として自分の話を聞いてくれない人を好きになれるはずがないですよね。
話かけても無視したり、嫌そうな態度をとったり、苛立ちを隠さなかったり。
仕事上、話かけないといけないのに聞いてもらえなければストレスも溜まってしまいます。
部下の話を聞かない上司が嫌われることは当然ですね。
部下を叱ってばかりいる
部下を叱ってばかりいる上司も嫌われます。
叱られて嬉しい人はいません。
将来、ふと立ち返った時に過去に叱られたことを理解することはあっても、叱られた瞬間から嬉しいと思える人はいませんからね。
特に毎日のように叱られていたら、上司を好きになることはあり得ません。
上司は部下のためと思っても、まず伝わることはないですよね。
グチグチ愚痴が多い
愚痴が多い上司も嫌われます。
愚痴を言う上司に対して、尊敬して付いていこうと思える人はいませんよね。
自分に対する愚痴ではなくても、仕事や会社、同僚たちの愚痴を聞かされていたら良い気持ちにはなれません。
愚痴を言う上司は、存在するだけで悪影響になるので嫌われてしまいます。
クドクドと話が長い
悪い人ではなくても、話が長い人は嫌われます。
話を聞いてる間、自分の仕事が止まってしまって思うように仕事を進めることができなくなるからですね。
例えば、用事のために早く帰ろうとしてるのに長い話に付き合わされて、結局帰れなくなったりストレスも溜まります。
特に仕事に関係のない、自分の興味のない話を長くしてくる上司は嫌いになりますよね。
部下を管理・監視したがる
必要以上に部下を管理・監視する上司は嫌われます。
ずっと上司に見られていることを喜ぶ人はいませんよね。
営業で外に出ていても、どこにいるか、サボっていないか見られていると思うと息がつまります。
リモートワークでも、常にWeb会議がつながっていたり、ランダムでPC画面がスクリーンショット取られるサービスなどを使われていたら、気が休まることがないですよね。
上司からすると部下を管理・監視したくなりますが、部下からすれば必要以上な管理・監視は嫌う対象になります。
指示だけ出して放置する
指示だけだして、アドバイスしない上司も嫌われます。
仕事を進めるうえで、指示されたことだけでは情報が足りないことも良くありますよね。
上司からのアドバイスが不可欠な場合もあるでしょう。
でも、上司が指示だけ出していると、うまく仕事を進めることができません。
そのため、指示だけ出して終わりにする上司は嫌われていきます。
好き嫌いで決める
判断基準が好き嫌いの上司は嫌われます。
仕事の中で上司の判断は非常に重要ですが、好き嫌いだけで判断されたら納得できないこともあります。
重要な案件の担当を決めるとき、上司が好きな人だけに任せて、自分に仕事を任されないと辛いですよね。
個人的な感情を仕事に持ち込む上司は嫌われてしまいます。
上司と関わるときに意識するべきこと
上司のことが好き嫌いに関わらず、意識するべきこともあります。
社会人としての基本ともなるので、知っておかないと損ですよ。
- 返事はとにかくハキハキ
- アドバイスされたら即実行
- 報連相の中でも報告を徹底
- 地味な雑用ほど自分から率先してやる
- 成長する姿(ストーリー)を見せ続ける
返事はとにかくハキハキ
上司への返事はハキハキするようにしましょう。
曖昧な返事をされるよりは、ハキハキ返事してくれたほうが印象が良いですし、気持ち良いですよね。
上司から「分かった?」と聞かれるのに対して、「う〜ん、はい…」と自身無さそうだと分かってるか分かってないのか判断できないですよね。
例え分かっていなかったら「分かりません」とはっきり言ってくれたほうが、教え方なども工夫する余地がでてきます。
上司に対して言い切る返事をするのは勇気がいりますが、思い切ってハキハキ答えるようにしましょう。
アドバイスされたら即実行
上司からアドバイスされたことはすぐに実行しましょう。
せっかくアドバイスしても、いつまでも実践されなかったら上司もまたアドバイスしようと思えませんよね。
アドバイスするにも労力がかかるので、実践しない人にアドバイスしても疲れるだけなのでいずれ何も言われなくなります。
アドバイスもらえないと成長する機会も減るので、自分のためになりません。
なのでアドバイスをもらったら、できることからすぐに実行に移してください。
報連相の中でも報告を徹底
報連相と言われる中で、特に報告は間違いなくしましょう。
上司はいつでも報告を求めています。
上司の仕事として、部下の仕事の進捗を把握することがあります。
ただし、上司が自ら部下に進捗を聞きに行く暇はありません。
なので部下から進んで報告をすることで、上司の手間や時間を節約できるので重宝されるわけです。
地味な雑用ほど自分から率先してやる
会社の雑用は率先してやるようにしましょう。
雑用をやっていると、地味で目立たない仕事と思いがちですが、実は雑用をしている人はよく見られています。
誰もやらないことをやっているので、他の人より目につくんですよね。
雑用のような仕事を率先できる人は、仕事も丁寧で前向きだと思われるため、将来に大事な仕事も任されやすくなりますよ。
成長する姿(ストーリー)を見せ続ける
上司へは成長する姿を見せ続けることを心がけましょう。
上司は部下の成長を見るのが楽しみです。
成長する部下は気にかけてもらいやすいですが、反対に成長が見られない部下は見限られる可能性もあります。
上司からたくさんチャンスを与えられるためにも、上司へは自分が成長し続ける姿を見せていきましょう。
まとめ
いろんな上司がいますが、好かれる上司・嫌われる上司がいます。
今回は、営業チームにおける上司についてや、好かれる上司と嫌われる上司の特徴についてお伝えしました。
営業チームにおける好かれる上司のタイプは「この人に付いていこうと思える」タイプです。
反対に、嫌われる上司のタイプは「一匹狼」タイプです。
さらに、一般的にも好かれる上司と嫌われる上司の特徴は次のようになります。
- 部下を守る覚悟がある
- ただ聞くだけじゃない傾聴力がある
- 部下をほめて伸ばそうとする
- 自分の責任下で仕事を任せる
- 自分から率先して行動できる
反対に嫌われる上司の特徴は次のようになります。
- 部下の話を聞かない&聞こうとしない
- 部下を叱ってばかりいる
- グチグチ愚痴が多い
- クドクドと話が長い
- 部下を管理・監視したがる
- 指示だけ出して放置する
- 好き嫌いで決める
好かれる上司・嫌われる上司に限らず、上司と接するには次のことを意識することで、良好な関係を作れたり自身の成長につなげることができます。
- 返事はとにかくハキハキ
- アドバイスされたら即実行
- 報連相の中でも報告を徹底
- 地味な雑用ほど自分から率先してやる
- 成長する姿(ストーリー)を見せ続ける
ぜひ試してみてくださいね。
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